より小型・軽量を追求したRFレンズ
ズーム全域で大口径F2.8、レンズ内手ブレ補正機構も搭載しながら、
小型・軽量で気軽に持ち運べる使い勝手のよい標準ズームレンズです。
レンズ本体の重さは約495g、フルサイズのミラーレスカメラ EOS R8 (バッテリー、カード含む) との組み合わせでは
約956gと重さ1kg以下を実現。
また、沈胴式の収納機構の採用により、非撮影時には全長約92.2mmとコンパクトに収納・携帯することができます。
※撮影時には前鏡筒部が前に繰り出します。

EOS Rシステム初期のISユニットと比較して、RF28-70mm F2.8 IS STMに搭載された新ISユニットは、
ISを構成する一つ一つの部品の重心を正確に計算して、その配置を最適化しています。
その結果、メカ的な機構を減らし、本レンズの小型・軽量化を実現しました。

大口径F2.8を生かした「自然で美しいボケ表現」をズーム全域で
RF24-105mm F4 L IS USMより1段明るい、F2.8がもたらす豊かなボケ表現が堪能できます。
F2.8の明るさを生かすことで、薄暗い室内や夜景等のシーンでもシャッタースピードを落とさずに撮影できます。

画面の中心から隅々まで高画質
RFマウントの大口径・ショートバックフォーカスを生かしたレンズ構成の最適化と
UDレンズやGMo非球面レンズの採用により、収差を抑制し、
RF24-105mm F4 L IS USM 同等以上の高画質を実現しました。

手ブレ補正効果で夜間の手持ち撮影でもシャープな表現が可能に
レンズ内手ブレ補正5.5段にボディー内手ブレ補正を掛け合わせることで、協調制御7.5段を実現。
低輝度での手持ち撮影も可能に。また、手ブレ補正機能をONにしたままでも三脚が使用できます。
※レンズ内光学式手ブレ補正機構 (OIS) によりCIPA2024規格、
中央5.5段 (焦点距離70mm、EOS R8使用時、Yaw／Pitch方向) の手ブレ補正効果。
ボディー内手ブレ補正機構 (IBIS) との協調制御によりCIPA2024規格、中央7.5段、
周辺7.0段 (焦点距離70mm、R6 Mark II使用時、Yaw／Pitch／Roll方向) の手ブレ補正効果。

手速く、そして静かに。正確なAFを実現
小型なリードスクリュータイプのSTMに磁気センサーを搭載し、モーターの回転数を上げ、
フィードバック制御を採用したことで、高速のAFを実現。
リードスクリュータイプのSTMは静止画撮影では静かで高速なオートフォーカス、
動画撮影では静かで滑らかなオートフォーカスと静止画・動画双方に適したモーターです。

フォーカスブリージングの抑制
リードスクリュータイプのSTMを搭載し、EOS Rシステムのカメラが搭載するデュアルピクセルCMOS AFの
優れたAF性能との連携により、フォーカス移動がなめらかで自然な動画AFを実現するとともに、
動画撮影中のフォーカス操作によって生じる画角変動をカメラで電子的に補正するフォーカスブリージング補正に対応 (※)。
※フォーカスブリージング補正カメラ装着時。対応カメラはこちらをご確認ください

ズームイン・ズームアウト
広角端から望遠端までのズームリング回転角が50°と小さいため、リングを持ち直さなくても
1回の操作で広角端から望遠端のズーム操作が可能。
そのため、動画撮影時のズームイン・ズームアウトも安定して保持しながら行うことができます。


【仕様】
画角 (水平・垂直・対角線)：65°〜29°・46°〜19°30′・75°〜34°
レンズ構成：12群15枚
絞り羽根枚数：9枚
最小絞り：22
最短撮影距離：AF時：0.27m (28mm時)、MF時：0.24m (28mm時)
最大撮影倍率：AF時：0.24倍 (70mm時)、MF時：0.24倍 (70mm時)
フィルター径：Φ67mm
最大径×長さ：約Φ76.5×92.2mm (収納時)、112.4mm (28mm時)、138.9mm (70mm時)
質量：約495g