■AFの進化
Accelerated Captureとディープラーニング技術をベースにした次世代AF、デュアルピクセル Intelligent AFを搭載。
EOS R3を上回る (※1) トラッキングで、これまで追いきれなかった被写体の動きを高速解析。
高速移動する被写体でもカメラが瞬時に判断して粘り強く追従し、撮影をサポートします。
クロスAF&トラッキング新機能 (※2)
測距エリア全域でクロスAF (※3) を実現し、従来の縦線検出に加え横線検出が可能になりました。
横線が多い被写体や、被写体が小さい場合にも安定した被写体捕捉が行えます。また被写体検出精度も向上。
頭部領域を推定するアルゴリズムの採用による障害物回避や、人物が小さくても被写体として認識する上半身検知に加え、
類似被写体が交錯するチームスポーツでも粘り強く撮りたい選手を追尾します (※4)。
さらに、カメラに特定の人物を登録しておく登録人物優先 (※5) では、顔の向きが頻繁に変化する際にも追尾が可能。
特定の動きをしている被写体を認識してAFフレームを移動させるアクション優先 (※6) 等の新機能も搭載しています。
※1:キヤノン試験基準において。
※2:同時発表のEOS R5 Mark IIにも搭載。
※3:動画撮影時、プリAF時、フォーカスガイド時、および蛍光灯やLED照明などのフリッカー光源下で映像がちらついている場合、
RF100mm F2.8 L MACRO IS USMのSAコントロールリング操作時はクロスAFは機能しません (縦線検出のみ)。
※4:服装や色、形が似ている被写体同士の場合、また、追尾対象が隠れている時間が長い場合は
他の被写体にトラッキングが乗り移りやすくなることがあります。
※5:顔の明るさ、大きさ、表情、動き、顔の一部が遮られるなどの要因により性能が低下する場合があります。
※6:対応競技はサッカー/バスケットボール/バレーボール。静止画、電子シャッター時のみ。
画面内で人の大きさが小さい場合や、被写体の一部が隠れている、被写体同士が密集している場合には
認識精度が落ちる場合があります。
■高速撮影の進化
電子シャッター時に最高約40コマ/秒 (※1)。
肉眼では捉えることのできない決定的な瞬間を切りとることができます。
電子シャッター時の幕速の高速化により、ローリングシャッター歪みも
EOS-1D X Mark IIIのメカシャッター時とほぼ同等に低減しています。
ブラックアウトフリー撮影&静止画プリ連続撮影
連続撮影中も像消失のないブラックアウトフリー撮影 (※2) を搭載。
激しく動く被写体も見失うことなくAF追従状況を確認しながらフレーミングできます。
またシャッターボタンを押したタイミングよりも、最大20コマ分さかのぼって連続撮影が可能な静止画プリ撮影機能 (※3) も搭載。
撮影者の勘や経験に頼ることなく安定した撮影が可能です。
※1:連続撮影速度は、被写体/撮影条件、カメラ設定や使用レンズなどにより低下することがあります。
フリッカー検出した場合、フリッカーレス撮影をオフにしている場合でも連続撮影速度が低下します。
詳細については「
【ミラーレスカメラ】EOS R1 高速連続撮影時に最高速度で撮影するための条件は?」をご参照ください。
※2:電子シャッター撮影時。絞り駆動による、黒いちらつきが見えることがあります。
常時ブラックアウトフリー設定の場合、レリーズタイムラグがばらつくことがあります。
※3:シャッタースピードが0.5秒より遅い時、またAEB撮影、ストロボ撮影、フリッカーレス撮影、フォーカスブラケット撮影、
多重露出撮影では使用できません。[静止画IS:常時]が固定になります。
[レンズの電子式手動フォーカス]の[ワンショット後・可能 (拡大)][可能 (ワンショット後のみ拡大)]時は使用できません。
シャッター方式は電子シャッターのみです。シャッターボタン全押し時のレリーズタイムラグがばらつくことがあります。
■画質の進化
高速性能を向上させながら、約2420万画素・常用最高ISO感度102400を実現。
高感度・高画質を両立しました。また、ボディー内5軸手ブレ補正を搭載。
協調制御ではRFレンズ使用時で中央8.5段、周辺7.5段 (※1) の補正効果を実現しています。
カメラ内アップスケーリングを搭載
ディープラーニング技術を活用した、カメラ内アップスケーリングに対応。
縦横の画素数をそれぞれ2倍に拡大して約9600万画素の高解像な画像がカメラ内で生成できます (※2)。
また、RAW現像時によりノイズを低減するニューラルネットワークノイズ低減 (※3) にもカメラ内で対応。
アップスケーリングと組み合わせて使用できます。
※1:CIPA2024規格準拠。Yaw/Pitch/Roll 補正性能、RF24-105mm F2.8 L IS USM Z (f=105mm) 使用時。
※2:対応画像:JPEG/HEIF画像。アップスケール済み画像をトリミングすることが可能です。
RAW/C-RAW画像、同一機種以外のカメラで撮影された画像、カメラ内アップスケーリング済みの画像、
画像サイズ:L以外、[静止画クロップ/アスペクト]:フルサイズ以外、RF-S/EF-Sレンズを使用し
クロップ撮影された画像はアップスケーリングすることができません。
※3:通常の[高感度撮影時のノイズ低減]よりも現像に時間がかかることがあります。
■動画性能の進化
CINEMA EOS SYSTEMと様々な仕様を共通化。
6K/60Pのカメラ本体記録や、フルHD/60P動画を記録しながら約1780万画素の静止画を同時に記録できる
動画撮影中静止画記録機能 (※1) も搭載。
撮影アシスト機能&画作り
Canon Log 3とCanon Log 2、特徴の異なる2つのLogを搭載。
ファイルサイズの軽いProxy動画のスロット2への同時記録 (※2) など撮影をサポートする機能のほか、
CINEMA EOSシリーズと共通のカラープリセットとなるカスタムピクチャーも採用。
汎用性が高く接続時の安定性の高いType-AのHDMI出力端子も備えています。
※1:[動画撮影中静止画記録:入]設定時、動画はXF-AVC S YCC420 8bit、フルHD、59.94/50.00/29.97/25.00 fps、
Long GOPで記録、静止画は5616×3168、アスペクト比 (約) 16:9、JPEGで記録されます。
カード1に動画、カード2に静止画が記録されます。
※2:スロット1 記録設定が100fps以上の場合はProxy記録はできません。
■さらなる信頼性の追求
横位置、縦位置ともにより持ちやすい新しいグリップパターンを採用。
マグネシウム合金製外装、防塵・防滴構造 (※1)、外装へ熱を逃す放熱構造を備え、
様々な環境で撮影を続けるための信頼性を追求しました。
操作性においても進化
明るく見やすい電子ビューファインダーを新開発。
EOSシリーズ最高となる0.64型、約944万ドットOLEDを採用しました。
また、新規設計のファインダー光学系と組み合わせることで、ファインダー倍率0.9倍の広視野を達成。
さらに最高輝度も向上。視度調整ロック機能の搭載や、より便利なボタンの新設など操作性においても進化を遂げています。
※1:防塵・防滴性能を発揮させるため、電池室やカードスロットカバー、端子カバーなどの開閉部をしっかり閉じ、
アクセサリシューカバーを装着する必要があります。
カメラは防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、砂塵や水滴などの侵入を完全に防ぐことはできません。
【本体構成】
・EOS R1 本体
・カメラカバー R-F-5
・アイカップ ER-i
・シューカバー ER-SC3
・バッテリーパック LP-E19
・バッテリーチャージャー LC-E19
・ケーブルプロテクター
・インターフェースケーブル IFC-100U
・ストラップ ER-L1
※EOS DIGITAL Solution Disk、HDMIケーブルは同梱されていません。
【主な仕様】
撮像素子
型式:フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサー
カメラ部有効画素数:最大約2420万画素
※1万の位を四捨五入
※RF/EFレンズ使用時。使用するレンズまたは画像処理により、有効画素が減少することがある
総画素数:約2670万画素 ※1万の位を四捨五入
記録媒体
カード1:CFexpressメモリーカード
カード2:CFexpressメモリーカード
※Type B:カードスロット
※CFexpress2.0、VPG400対応
※2TBまで対応 (2TBを超えるカードは、2TBのカードとして扱われる)
レンズマウント:キヤノンRFマウント
使用電池:対応バッテリーパック:LP-E19、使用個数:1個
USB充電・給電:USB電源アダプター PD-E2/PD-E1使用
AC電源:ACアダプター:AC-E19、DCカプラー:DR-E19
※ACK-E4 (AC-E4、DR-E4) 使用不可
大きさ:約157.6(幅)×149.5(高さ)×87.3(奥行)mm
質量:約920g (本体のみ)/約1115g (バッテリー、カード1を含む)
※CIPAガイドラインによる
詳細はこちら (メーカーページ) をご覧ください