“高画質、高品質でつながる”をコンセプトとした“CONNECTED CAM”として、
映像制作用としてのIoTデバイスに求められる高い接続性と先進性を備えた業務用ハイエンドカメラレコーダー。
主な特長
1.さまざまなネットワークに対応する各種有線・無線インターフェースを装備
従来のUSBホスト端子を使ったWi-FiR、LTEなどのドングルに加えて内蔵LAN端子や
2.4GHz/5GHzのMIMO方式デュアル・アンテナ型内蔵Wi-Fiなど、さまざまなネットワークに対応する
各種インターフェースを装備しています。
2.双方向のライブストリーミング機能を搭載
同一回線上でカメラからのライブストリーミングを中継しながらスタジオ局からの番組映像と
インカム音声をIPリターンビデオ、IPリターンオーディオ(IFB)として同時受信することが可能です。
3.F12の高感度・低ノイズで高画質記録を実現する2/3型 フルHD 3CMOSセンサーを搭載
2/3型3CMOSセンサーの搭載により、感度F12(60Hz)と低ノイズS/N62dBに対応し、高感度・低ノイズの高画質記録を実現します。
4.B4レンズマウントと4ポジションの光学NDフィルターを装備した2/3型 B4レンズマウントシステムを搭載
業界標準のB4レンズマウントと4ポジションの光学NDフィルターを装備した2/3型 B4レンズマウントシステムを搭載。
豊富なB4マウントレンズの資産活用が可能です。
また、色収差補正データを搭載したB4レンズ装着時は、カメラ本体で色収差補正が可能です。
5.10ビット、4:2:2サンプリングによる高画質信号処理を実現
映像信号の豊かな階調表現と色再現を実現するために、10ビット、4:2:2サンプリングによる高画質な信号処理ができます。
6.用途に応じたさまざまな記録フォーマットに対応
記録コーデックには放送局で広く運用されている4:2:2 10ビットに対応したMPEG-4 AVC/H.264 と、MPEG-2の2種類をサポート。
ファイルフォーマットはいずれも、QuickTime(MOV)に対応しています。
また、MPEG-2はMXFも選択可能。さらに、スポーツエクスチェンジ・スタンダード形式での記録にも対応し、
スポーツ制作会社やビデオ・コーチング・アプリケーションのワークフローニーズに対応する
豊富なメタデータを持つHDビデオの制作が可能です。
7.新開発の16軸色補正が可能なユーザーマルチマトリックスを搭載
従来から定評のある6軸のユーザーリニアマトリックス調整に加えて、より細かい16軸の色領域において色相と彩度の両方を、
正確に調整可能なユーザーマルチマトリックスを搭載しました。
8.高ダイナミックレンジと高色域を可能にするHDRとログガンマに対応
HDR(High Dynamic Range)への対応として、ITU-BT.2100準拠のHLG(Hybrid Log-Gamma)と弊社独自の
Dレンジ800%のJ-Log1 Gammaを搭載。高ダイナミックレンジ、高色域を10ビットで記録出力が可能です。
9.フルHD画質(1920×1080p)でのハイフレームレート撮影に対応
最大120フレーム/秒の映像を、通常の撮影と同じ画角でスローモーションとして撮影できます。
動きの速いスポーツでのフォーム確認や印象的な映像表現の一つとして活用できます。
その他の特長
SDカードダブルスロット搭載で3つの記録方式が選択可能。
「リレー記録」:両スロットによるシームレスな長時間連続記録。
「デュアル記録」:HDファイルの記録と同時に、もう一方には、同じフォーマットのHDファイルと
よりビットレートの低いWebファイルを同時に作成。「バックアップ記録」:片方でREC START/STOP記録をしながら、
もう一方ではベタ撮りの同時記録。
電子ビューファインダーには、3.26型OLEDパネルを採用。
防水規格「IPX2」相当で、雨天など厳しい状況下での撮影にも対応。
3G HD/SD-SDIプールフィード入力の搭載により、映像の同時記録と同時ストリーミングが可能。
マルチカメラ撮影に必要なタイムコード入出力端子、およびゲンロック入力端子を装備。
ワイヤレスオーディオモジュールスロット、および将来の機能拡張を見据えた拡張スロットと2つのビルトインスロットを装備。